2011年の2月にナチュラルハーモニー代表の河名秀郎氏によるセミナーが開催されました。
今回は自然栽培についてお話して頂きました。あっという間の2時間でしたがためになるお話をスクリーンを使って分かりやすくお話して頂きました。参加して頂いた皆様、どうもありがとうございました。
自然栽培に関してはマガジンの「自然栽培を知ろう」でもナチュラルハーモニーからの記事をピックアップしていますが、実際に例を挙げて自然栽培の見分け方や、時間が経ったときの腐敗具合などをスライドを使って紹介していました。
少し見にくい写真ですが、スライドの大根の葉。みなさんはどっちが自然栽培の大根の葉かわかりますか?
正解は、「左」です!
右の緑が濃い方が一辺おいしそうで栄養たっぷりに見えますが、栄養を与える為に人工肥料などを使うんですね。
自然のまま育った大根の葉は自然の緑をしていますし、人間が必要とする自然の栄養素を良い土からたくさん吸収しているそうです。逆に栄養を取りすぎることもあまり良い事とは言えないようです。
その他にも日本の農薬を使用する率を他の国と比べてみたりしていましたが、その結果にびっくり!かなりの上位にいるんですね…。葉物なんかは特に虫に食べられることが多いので農薬を使ったりしているようです。
あとは野菜の腐り方。自然栽培で育ったリンゴやにんじんは腐敗することなくひからびていくんです。人工肥料や農薬をつかったリンゴや野菜は腐ったりカビが生えたりするですね。これもおどろきでした。
その他にも河名さんが実際に農家で働いた話など、とても充実した内容でした。今回は第一回目ということで、自然栽培や食の安全性への知識などを幅広く、少しずつご紹介してくれましたが、ご自身のセミナーなどはもっと詳しいお話も聞けるようなので、興味のある方は是非参加してみて下さい!
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